中国語単語の覚え方やコツは?【保存版!】

今回は中国語単語のお覚え方をご紹介します。

中国語は、そもそも感じだらけだし、一目見ただけで難しそう・・

と思われがちです。

実は、全然そんなことないんですよ!

日本語にも漢字がありますので、この特徴をうまく活用して

中国語も一緒に覚えていきましょう!

この記事で身に付けられること!

・中国語の単語を覚えられるコツを知れる

・中国語の単語をどうやって覚えて活用していくかを知れる

中国語単語を覚えるための準備

中国語単語を覚える前に、理解していたほうが良い中国語のルールがあります。

それは「ピンイン」と「声調」です。

この二点は、中国語にある特殊なルールです。

完璧でなくてももちろん大丈夫ですが、大まかに把握できていると後々自分が楽にありますので、覚えておいて損はないでしょう。

それぞれ、ピンインと四声について少し詳しく見ていきましょう。

【ピンイン】

ピンインとは「中国語の発音表記法」のことをさします。

日本語でいう平仮名で書いた読み仮名と同じ理解で大丈夫です。

ピンインは、アルファベットで中国語の漢字の上にそれぞれ表示されます。

【四声】

声調は、ピンインの上にある発音記号のことを指します。

声調をもっと具体的に言うと、「四声」となります。

ですが、「声調」=「四声」という理解でまったく問題ありません。

四声は、文字の通り、四種類の声の音程があります。

四声については、こちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひ見てみてください。

中国語の発音は、このピンインと声調(四声)の組み合わせで成り立っています。

例を一つ、

・「Xièxiè」 → このローマ字の部分が「ピンイン」、ローマ字の上の記号が「四声」です

・「谢谢」  → 漢字

です。

中国語には、「ピンイン」という読み仮名と「声調」という4つの音程がある。

まずはこれを抑えると今後の単語を勉強するときに大きく役立ってくれます。

中国語単語を覚える具体的な目的と目標

先ほどは、中国語単語を勉強する前に準備しておくべき具体的な方法でした。

もう一つ準備しておいたほうが良いものがあります。

それは、「具体的な目的と目標」です。

中国語を勉強する目的は、ひとそれぞれだと思います。

・中国のドラマや芸能人が好きで、趣味で中国語を勉強している人

・大学の第二言語で中国語を選択して勉強している人

・中国の大学に留学するために勉強している人

・仕事で必要になって、中国語を勉強している人

目的がそれぞれ違うように、勉強のやり方や程度も人によって変わってきます。

そこで、ゴールを明確にすることがとても重要です。

ゴールは基本的になんでもよいと思いますが、

できるだけ具体的で、目に見えるものを目標にするとよいと思います。

「中国人の友達を作る」、や「中国語のドラマを字幕なしで見られるようになる」

といった抽象的なゴールもよいですが、これらはなかなか成長を実感しにくいものです。

そこで、より以下のように

  • 「中国語検定3級合格」
  • 「HSK5級合格」
  • 「中国語をこの一曲をカラオケで歌う」
  • 「この単語帳に出てくる単語をピンインなしで読めるようになる」
  • 「この初心者向けの基礎の本に出てくる単語を、3秒以内に中国語で口に出せるようにする」

など、ゴールができるだけ明確で、目に見えて成果が実感できるような目標を推奨します。

目標が明確化されたら、次はその目標にあった手段を見つけましょう🎶

例えば、

・目標:「中国語検定3級合格」→手段「3級合格対策本を購入」

・目標「中国語の曲をカラオケで歌う」→手段「曲を探し、歌詞ノートに転記する」

などです。

この時に大切なことは、欲張りすぎないことです。

参考書も何冊も購入するのではなく、まずは一冊を買ってそれを何度も繰り返す。

中国語の曲も、たくさんの曲を同時進行で練習するのではなく、一曲のみに絞ってそれを繰り返し練習する。

目標を達成したら、また新しい目標をたて、それにそった手段を見つける。

こういった少しづつ進む目標設定のほうが、成長を実感しやすいですし、何より達成感があるのでまた次の目標に取り掛かりやすくなります。

中国語単語の効率的な覚え方・コツ

では、具体的な中国語単語の効率的な覚え方・コツですが、それはズバリ、

  1. 覚える単語の範囲を具体的に決めて
  2. それを何度も徹底的に復習すること

です。

当たり前の事かもしれませんが、やはり一番大切なことです。

  • 覚える単語の範囲を具体的に決める

ここで重要なことは、「具体的に」決めるというところです。

なぜなら、単語は無限に存在し、この世のすべての中国語の単語を覚えることは不可能だからです。

そこで、自分の中国語を勉強する目的や目標に合った範囲の単語を勉強することが重要になってきます。

例えば、中国語を勉強する目的が「ビジネスで使える中国語を勉強する」ことだとしたら、その人がまず買うべき参考書は「ビジネス用語に特化した」ものですね。

「旅で使える中国語」や「HSK6級対策」といったものではないはずです。

もちろん言語はつながっていますから、「旅で使う中国語」の本や「試験対策」の本なども長い目で見ると意味があるかもしれません。

が、自分の目的に合った本や資料を見つけ、そのとりあえずはその範囲の単語を勉強することが一番の近道でしょう。

また、参考書を購入する際は、できるだけお手本のCDが付いているものをえらぶようにしましょう。

  • それを何度も徹底的に復習すること

範囲が決まったら、それを何度も徹底的に復習してください。

付属のCDやダウンロード音声をお手本に、何度も反復しボイスレコーダーで録音しましょう。

音声を聞く→マネする→録音→自分の声を聞いてみる→マネする→録音→自分の声を聞いてみる→くり返す。

音声とまったく同じように言えれば、中国人にも通じる発音であると言えるでしょう。

ですから、私は中国語学習では「自分の声を聞いてみる」が一番重要だと考えています。

中国語単語はどうやって覚えればいい?

中国語単語を覚える一番のコツは、日本語での漢字と意味と中国語での漢字と意味が同じものを優先的に覚える。

そもそも、日本人は漢字になじみがあるので、ある程度の中国語の漢字も意味を予測することができます。

例えば、

「我在食堂吃了拉面。」

意味は、私は食堂でラーメンを食べた、です。

たとえ中国語を読めなくても、漢字を見ればある程度予測できませんか?

この日本人は漢字を見ればある程度意味を予測できるという特性を利用しましょう。

日本語の漢字に似た漢字の単語は、ある程度後回しで大丈夫です。

中国語にしかない漢字を集中的に反復練習する。

これで中国語学習効率を飛躍的に向上させることができるんです!

先ほどの例文だと、

我在食堂吃了拉面の「吃」は中国でしかほぼ見ない漢字ですよね。

(本当は日本語でもありますが、細かいことはここでは敢えて触れません。。。笑)

そのほかの漢字は、日本語でもある漢字と中国語に似た漢字の物です。

例文でいうと「拉面」は日本語では「ラーメン/拉麺」ですね。

このように日本語で中国語に似た漢字の物は、少し覚えればすぐに中国語の漢字も覚えることができます。

このように、日本語の特徴である「漢字」を最大限活用して、中国語の単語を覚えていきましょう。

中国語単語を覚える時にぶつかる壁と解決方法

 こんなに勉強しているのに、なかなか成果を感じづらい。。。

中国語を勉強していると、そんな壁にぶつかることもあると思います。

そんなときは、机に向かう勉強から一度離れてみて、中国語の音楽を聴いたり、

映画や漫画を見てみたり、中国語で書かれている好きな中国芸能人のSNSを見てみたりと、

自分が好きなことを中国語に関連させてやってみるといいと思います。

「机に向かってひたすらに勉強することだけが、勉強ではない。」

このスタンスを持っていると少し気分が楽になると思います🎶

気分転換がてら自分の好きなことを中国語に結び付けてやってみるといいと思います。

まとめ

今回は、中国語の単語の覚え方について詳しく見ていきました。

範囲を決めて反復練習、一つの漢字を覚えたらそれに関連する単語も一緒に覚えてしまう、

いろんなやり方がありますので、自分に合った方法で勉強を続けてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。