自由になりたいなら、自由を封印しろ?

4人組のカラクリ

ある日、AとBがいつものように魚を取って帰る途中、暴漢が食料を狙って彼らを襲ってきたことがあった。

この時、

Cはとっさに暴漢用に作っていた鋭い武器で暴漢をひと刺し。

ドサっとその場に倒れこむ暴漢。

そこへもう1人別の暴漢が襲いかかる。

それに気がついたDが高台からAとBに指示、襲いかかってきたその時には2人は準備万端。

2人で暴漢を抑え込み、持っていた狩猟用の武器で暴漢の頭を何度も何度も殴打する。

やがて暴漢から力がグッタリと抜けていく。

2人の暴漢を一瞬にして殺してしまった。

これを見たカイルは衝撃を受けた。

「1人の取り分が減っても組織を作った方が、圧倒的に生存確率が上がる!」

「どうやらみんなで分業して食料確保、防衛した方がどうやら生存可能性が大きく上がるんじゃないか?」

カイルは体中に電気が走った。

翌日から、カイルも仲間を探し始めた。

そして、

ウサギ狩りが得意なラッセル、怪力自慢のハートランド、知識豊富なオーカスタ。カイルの4人が仲間になった。

これがカイルが組織した仲間たち。

この4人組は大成功を収めた。

それぞれが、それぞれの特性を生かして、これまで以上にたくさんの食料を確保できるようになった。

これまでが嘘のように飢えに困るようなこと、誰かに略奪をされるのではないかという恐怖が無くなって行った。

1人で頑張ってバタバタと倒れていく者たちを横目に見ながら、カイル達4人は強力にサバイバルな世界を生き抜いけるようになった。

めでたし、めでたし…。

となれば良かったのですが…。