HSK4級合格に必要なコツと勉強法<中国語資格検定取得>

この記事で得られること
・HSK4級に求められる中国語レベルを知る
・HSK4級を取得するための選りすぐり教材を知る
・これらの傾向対策を知った上で効率的にHSK4級を取得する

HSK4級に求められる中国語レベルを知ろう!

まず、HSK4級を取得するために「単語力」・「会話・文章レベル」・「テストの構成・配点」を分析して、対策を立てていきましょう!

HSK4級に求められる単語力を知ろう!

けんちゃん
けんちゃん
HSK4級を取得するためにはどれだけの単語力が必要なのかな?
さえちゃん
さえちゃん
そうだよね!どれくらいの単語を覚えれば良いかは知っておかないとね🎶

そうですね。まずは、HSK4級を取得するために、どれくらいの単語量が必要なのかを知っておく必要がありますね。

 単語量目安 

1200語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第二年度後期履修程度の学習が目安とされています。

HSK4級取得に求められる会話・文章レベル

HSK4級取得に求められる会話・文章レベルは以下の通りとされています。

「幅広い範囲にわたる話題について、中国語でコミュニケーションをすることができ、中国語を母語とする者と流ちょうに話すことができる」ことが求められます。

こう見ると大変レベルの高い要求のように見えますが、そんなに恐れる必要はありません。

日本語に置き換えて考えてみて下さい。

たった1200語の単語量で、流ちょうに話をすることはできないですよね?

英語のレベルをイメージすると分かり易いと思うので、英語習得レベルで喩えますね。

HSK4級の会話・文章レベルは、中学3年生までの英語が8割〜9割身についているレベルと考えてOKです。

義務教育レベルの語学レベルと言うことです。

どうでしょうか。こう考えるとプレッシャーが和らぐのではないでしょうか。

HSK4級のテストの構成・配点を知ろう!

けんちゃん
けんちゃん
テストの構成はどうなっていて、配点はどれくらいなんだろう?
さえちゃん
さえちゃん
うんうん、時間配分のために事前に知っておきたいね🎶

HSK4級は聞き取り、読解、作文の配点はそれぞれ100点、合計300点で評価されます。

HSK3級と同様に6割(180点)以上のスコアが合格基準となっています。

以下もう少し細かく問題の構成を見ていきましょう。

第1パート

第1パートはやはりリスニングです。

注意すべきはHSK3級とは違って問題文は繰り返されません。1回のみで聞き取る必要があります。

リスニングパート:約30分(1回のみ)
“HSK日本実施委員会HPより”
第2パート

次は読解パートになります。

HSK3級は30分、HSK4級は40分と10分間伸びています。時間の伸びは、文章量の増加分と捉えて問題ありません。

“HSK日本実施委員会HPより”
第3パート

最後は作文パートとなります。

ここはマークシートではなく実際に記述する方式となります。

作文パート:25分
“HSK日本実施委員会HPより”

作文パートは部分点も期待できます。配点が高いので、最後まで諦めずにしっかりと書ききることがポイントになります!

加油,加油!!

HSK4級取得に最適な教材

けんちゃん
けんちゃん
よし!レベルと問題構成は分かったぞ!
さえちゃん
さえちゃん
あとは、どんな教材で勉強していくかだね🎶

HSK4級取得のためにオススメ教材ベスト3

第1位:中国語検定HSK公式過去問集4級

HSK4級以上を受験する方は、過去問をしっかり繰り返し解いていくことが最も合格への近道になります。

この教材は過去5回分の問題を収録しているので、問題の傾向と対策を知る上でも非常に役に立ちます。

また、音声のダウンロードができるので、リスニングにもしっかりと対応しているところもオススメできる点です。

こちらの教材は必須と言っても良いでしょう。値段は6,000円前後と高いですのでご承知おき下さいね。

第2位:中国語検定 HSK 公認 テキスト 4級 改訂版

さて、第2位、こちらのテキストの特徴は以下の通りです。

テキストの特徴
● 「出るところだけ」効率学習!
出題される単語・文法「だけ」を網羅。実践形式の模擬問題で総仕上げ。

●「出やすいところ」がよくわかる!
出題頻度がわかる単語表を掲載。出題ポイントを重点的に解説。
本格化する長文問題のテーマ傾向を徹底分析。出やすいものを問題化。

●4級のテスト傾向に完全対応!
4級から新たに加わる自由作文問題にもしっかり対応。

大幅に増える4級レベルの単語全600語を中国語と日本語訳音声で交互収録。

私のオススメは、過去問題をやった上で、さらに基礎固めをしておきたい方に向いている教材だと思います。

もしくは、過去問はちょっと高すぎて手が届かない方は、こちらで学習しても良いかもしれません。2,500円前後で購入できます。

第3位:北京語言大学出版社版『新HSK10回合格模試 4級』HSK3級

第3位は、私の留学先母校でもある北京語言大学から出ているテキストになります。

私は自分自身がHSK8級(当時は8級まであった)を取得できたのは北京語言大学とそのテキストのおかげだと思っています。

ですので、この大学のテキストをオススメしています。

但し、私の主観がもしかしたら強すぎるかもしれないので、第3位としています。

HSK4級を取得するためのまとめ

最後にHSK4級を取得するためにまとめを少ししておきますね。

HSKのテストがあなたに何を求めているのかを知る!

HSK3級の対策記事でも書きましたが、HSKがどんなことを求めているのかを知ることが何より大事です。

そうすれば、自ずと何をすれば良いかが見えてきます。

今回、何をすれば良いかは教材紹介で示しました。

ですので、今度は必要な教材(テキスト)で6割の点数=180点を取れるように問題を繰り返し解けば自然と目標は達成できます。

今すぐにHSK4級に申し込んでください!

最後に、これだけは忘れないように伝えておきますね。

できるようになったらテストに申し込もうと思っている方がいたら、すぐにその考え方は改めた方が良いです。

目標には期限がなければ絶対に達成できません。期限を決めなければ、だらだらと時間だけが過ぎるでしょう。

申込=締め切り日が決まります。

そうすると、「いつHSKテストがあるから、いつまでに180点取れるように勉強しておこう!」と毎日の具体的な行動計画が立てられます!

まずは、申込をして締め切りを自分に設定しましょう!

HSK申込ページ

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